YBA Genesis Series
Genesis Seriesは、Passion SeriesとHeritage Seriesの中間に位置する価格帯
の製品です。
Genesis Seriesのフロントパネルは、照明が美しいアクリル板とアルミヘアーライン仕上げで
色はブラックになります。
CDプレーヤーのGenesis CD4は、トップローディングにブルーダイオードが搭載されています。
プリアンプのGenesis Pre5Aには、デジタル電源ON/OFFスイッチが装備されています。
パワーアンプのGenesis Power6は、熱損失が少ないα動作で150W+150Wの大出力です。 フォノイコライザーアンプのPH1は電圧の影響をうけないバッテリー電源です。
Genesis IA3Aの特徴
Genesis IA3AにはUSBデジタル入力に、16bit/44.1KHzのCD等を自動的に24bit/192KHzにアップサンプリングする機能が付いています。この機能により、よりアナログに近い滑らかな音色が得られます。さらにIA3Aには、デジタル電源とアナログ電源が独立して採用されています。一般的にデジタル回路は消費電力が少ないので、アナログ電源と共有されます。しかし、デジタル回路は僅かながらデジタルノイズを発生します。
デジタルノイズは共有しているアナログ電源を介してアナログ信号に混入されます。IA3Aは専用電源の為、デジタルノイズの混入はありません。又、デジタル回路はアナログ入力を使用する時は必要ありません。
IA3Aには回路の動作を停止するデジタル回路ON/OFFスイッチが付いています。リア面にあるデジタルスイッチをOFFにすると、ノイズの混入だけではなくデジタル回路の消費電力を止めて、全ての電力をアナログ回路に供給します。
アナログ用の電源トランスも、300VAのUIコアタイプを採用しています。IA3Aは発展性も考慮した設計で、プリ出力とパワー入力も装備しています。
IA3Aは、より高音質のデジタルセクションを搭載しながら、ピュアなアナログ信号を重要視した設計となっています。
Genesis CD4 ¥798,000(税別) ¥877,800(税込)
|
スライドドアの開閉量で音質を変えられるトップローディング方式
スライドドアをオープンから手前に2p引くとプレイになります。 スライドドアは完全に閉めるまで任意の場所で止められます。 スライドドアを2p引いた時はオープンでワイドレンジな音を 楽しめます。スライドドアを完全に閉めると、引き締まった低域を 楽しめます。スライドドアの位置を変えて好みの音を楽しめます。 メカニックは実績のあるサンヨー社製を採用しています。 クランプはマグネットキャッチになっていて、CDソフトをしっかり固定します。
パラドックス方式応用のブルーダイオード搭載(パテントNO 514317)
CDソフトの全ての情報を読み取り易くする為、工学的な ノイズを加える事をパラドックス方式と呼びます。 CD4ではブルーダイオードの光(波長390nm)を読み取り用の 光に加えてやります。そうすると工学的なノイズを加えた事と 同じになります。 このブルーダイオードの光により、LSB(ラストシグナルビット) をも的確に読み取っています。 もちろん工学的なノイズは聞こえません。
デジタル出力ON/OFFスイッチを装備
一般的にアナログ出力端子を使用している時も、デジタル出力 はパラレルに出力されています。 デジタル信号は微弱なノイズを発信します。 CD4はデジタル出力スイッチをOFFにする事で、デジタル信号に 含まれるノイズがアナログ出力端子に影響を与えない様に しています。
Genesis Pre5A ¥1,080,000(税別) ¥1,188,000 (税込)
|
アップサンプリングのDAC搭載
Pre5AにはCOAXIAL,AES,BNC,OPTICAL,USBの5個のデジタル 入力があります。 サンプリング周波数は32KHzから192KHzまで対応しています。 192KHz/24dB以外の入力は自動的に192KHz/24dBに アップサンプリングされて、きめ細かなクリアーな サウンドを提供します。 DACはCirrus Lobic CS4398を採用しています。
デジタル電源ON/OFFスイッチを搭載
アップサンプリングされたDACは素晴らしいサウンドを提供 しますが、反面アナログ入力を使用している時は邪魔な 存在です。DACは微弱ながらデジタルノイズを発生します。 それはアナログ入力時のS/N比を悪くします。 Pre5Aはデジタル電源をOFFにする事で、デジタルノイズが アナログ入力信号に全く影響をあたえないシステムになっています。
セパレート基盤と専用電源トランス
プリント基板はアナログのメインボードと、デジタルボードの 2ボードにわかれています。 電源トランスも専用になります。 デジタル電源スイッチをOFFにすると、デジタル電源の 動作が停止します。
オリジナルパーツの採用
YBAはNFBを減らした裸特性の良い回路を目指して 設計されています。その為には誤差率の少ないパーツが 必要です。Pre5Aには誤差率が低いYBAオリジナルの コンデンサーを数多く採用しています。 また、振動による歪を最小限にする為、RCAターミナルも アルミ削り出しのオリジナルです。
Genesis Power6 ¥1,180,000(税別) ¥1,298,000(税込)
|
YBAのロゴマークをデザインしたヒートシンク
YBAのα動作は、出力段をAB級で、電源部をA級で 動作させる事で熱損失によるパワー損失を防いでいます。 熱損失が少ないので大きなヒートシンクは必要では ありません。 YBAはパワーアンプの振動の元凶1つがヒートシンクである として、さまざまな構造のヒートシンクを搭載してきました。 ヒートシンクには大別すると煙突タイプと板状タイプが あります。両方とも厚みを替える事で振動を減らしています。 Power6はYBAのロゴマークを採用する事で、2つのタイプを 1つにしました。YとAは板状タイプでBは煙突タイプです。 そして、YBAデザインの厚みは全て異なっています。 Power6にはYBAのロゴマークを採用し、厚みを変える事で 最も振動しにくいヒートシンクを搭載しています。
UI-コアオリジナル大型電源トランスの採用
EI-コアの電源トランスは漏洩磁束が少なく、振動も 少ない為オーディオアンプには理想のトランスとされて いました。しかし、巻き線の途中からコードを引き出せば 1個のトランスで複数の電圧に対応できるトライダルトランス が発売されると、単電圧にしか対応出来ないEI-コアは 少なくなりました。YBAは音の良さと正確な2次電圧を 供給する為、国にマッチしたEI-コアのトランスを採用しています。
オリジナルパーツの採用と振動対策
Genesis Pre5Aと同様に、Genesis Power6にもオリジナルパーツ が多く採用されています。 YBAのANDREは”良い音はシンプルな回路構成から生まれる” と言います。 誤差率の多いCRパーツを使用すると、入力波形と出力波形が 異なった増幅波形になります。 これを裸特性が悪いアンプといいます。 裸特性が悪い回路にはNFB(負帰還回路)と呼ばれる余計な 回路を付けなければなりません。 YBAは誤差率の少ないCRパーツをオリジナルで生産して搭載し シンプルな回路構成を実現しています。 また、入力ターミナルや出力ターミナルも振動をしないオリジナルの アルミ削り出しを使用しています。
Genesis PH1 ¥558,000(税別)¥613,800(税込)
|
常に一定電圧で駆動するバッテリー電源採用
1次側のAC電圧は常に一定ではありません。 特にマンション等の集合住宅では夕方にはかなり電圧が下がります。 一時側のAC電圧が下がれば当然二次側のDC電圧も下がります。 そこで考えられたのがバッテリー電源です。 バッテリーに充電しておいて乾電池みたいな使い方をします。 バッテリーはPanasonicのNCR18650を10本使用しています。
電源トランスを分離して漏洩磁束を遮断
フォノイコライザーアンプは大変微弱な信号を増幅します。 電源トランスから漏れる漏洩磁束がフォノイコライザー回路に 影響を与えると、フォノイコライザー回路は漏洩磁束を ノイズとして信号と一緒に増幅します。 PH1は電源トランスが分離されていますから本体と離れた 場所に置けます。 したがって、フォノイコライザー回路は漏洩磁束の影響を 受けないクリアーなサウンドを提供します。
MCとHigh MCの切替スイッチ付
MCとHigh MCではインピーダンスもゲインも異なります。 そこでリアに切替スイッチを付けています。 工場出荷時はMCになっています。 又、RCA入力端子は振動に強いYBAオリジナルを使用しています。